痛みや体への負担の少ない治療を心がけています。
そうして得られた情報をもとに、検査・治療へと臨みます。
口腔トラブルは、お口の中だけでなく、ときに全身へと悪影響を及ぼします。原因不明の肩こりや頭痛が、実は咬み合わせが原因であった、歯並びが原因であった、ということもあります。
当院では患者様のお口の健康、そして身体の健康を支える自覚を持って、心身に優しい治療を行っております。
一般歯科治療の流れ
問診票
症状だけでなく、実生活でお口についてお悩みのことなどもご記入ください。
検査・カウンセリング
治療計画のご説明
カウンセリングの中で絞られた治療の計画をご説明いたします。ご不明の点がございましたら、何でもお尋ねください。
この時点で、おおよその治療期間や費用についてもお伝えできます。
治療開始
当院では、痛みを抑えた心身に優しい治療を行っております。
治療の内容にかかわらず、治療期間中はご来院時にクリーニングやブラッシング指導を行います。
治療終了後、定期的なメインテナンスへ移行
虫歯について
ごく初期の虫歯を除き、多くの虫歯は削る処置が必要になります。また、麻酔が必要になることもあります。当院では、可能な限り痛みを抑えた虫歯治療を行っておりますので、症状に気づいたときにはできるだけ早くご相談ください。
虫歯は、放置すると歯の侵食が進む一方です。治療では、それだけ歯を大きく削り、また大きな詰め物、場合によっては被せ物が必要になります。特に神経にまで達してしまった虫歯は、神経を除去する処置、消毒・殺菌する処置、薬剤を詰める処置などが加わり、治療期間も長くなります。
虫歯の進行
C0
エナメル質に、ごく小さな穴ができている状態です。
まだ、自覚できるような症状はありません。
C1
歯の表面に白濁や黒ずみがある場合には、この段階の虫歯かもしれません。まだ穴はできていませんので、フッ素塗布などの処置で歯の再石灰化を促し、削らずに治せることもあります。
C2
冷たい食べ物・飲み物を口にしたとき、虫歯部分がしみることがあります。
C3
ズキズキとした痛み、激しい痛みなどを伴います。また、温かい食べ物・飲み物を口にしたときもしみるようになります。
C4
神経が死ぬと痛みは消失しますが、その後歯の根っこで炎症を起こすと、再び激しい痛みが生じます。
虫歯の予防法
またこのとき、歯ブラシだけでなく、歯間ブラシ、デンタルフロス、洗口液などを組み合わせて使用することが大切です。最初は面倒に感じるかもしれませんが、慣れればそれほど負担にはなりませんし、虫歯リスクを下げられることを考えれば、効率の良いセルフケアと言えるでしょう。
セルフケア指導を受けましょう
当院では、ご自身に合ったオーラルケアグッズの選び方、使い方、セルフケアの回数・タイミングなどをお伝えしております。患者様のお口とライフスタイルに合ったセルフケアを身に着けることが、予防の効果を高めます。
また、被せ物や詰め物の不適合、歯並び・咬み合わせの乱れなどによっても、虫歯のリスクは上昇します。そういったチェックを受ける意味でも、最初に信頼できる歯科医院を受診して、予防歯科をスタートさせることが大切になります。
虫歯と歯並びの関係
家族と同じように、毎日しっかりセルフケアをして、定期検診に通っているのに、自分ばかり虫歯になる――。こんなふうに感じたことはありませんか?
虫歯リスクを決定するのは、セルフケアや定期検診の質だけではありません。歯質や体質、口腔環境、食事やおやつの取り方、生活習慣などによっても左右されるものなのです。
中でも虫歯リスクを上昇させてしまうのが、「歯並びの乱れ」です。歯並びが乱れていることで、食べ物が詰まりやすくなります。そして当然、磨きにくくなります。
とても単純な理由ですが、歯並びが乱れているご当人は、なかなかそのことに気づけません。なぜなら、「きれいな歯並びの食べ物の詰まりにくさ・磨きやすさ」をそもそも経験していないためです。
当院では、矯正専門医が矯正歯科治療を行います。ごく軽度の歯並びの乱れから、重度の歯並びの乱れまで幅広く対応しておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。